遊戯王デュエルモンスターズ2ー闇界決闘記ーは
ゲームボーイのカードゲーム、遊戯王の2番目の作品。
ゲームボーイカラーも対応になって
グラフィックがさらに良くなりました。
前作からシステムを少し見直され、カードも大幅に増量されています。
とはいえ、まだまだゲームバランスが悪いですが
前作よりは改善されており楽しめる内容となっております。
以下、細かい部分も見ていきます。
ゲーム内で登場するカードの種類は全部で720枚と
前作のほぼ2倍に相当する量が収録されており、登場します。
そして今作から儀式カードと罠カードが登場。
罠カードを設置する枠が1つだけですがフィールドに設置されました。
これによって、さらに面白いゲーム展開が楽しめるようになりました。
システム上の問題により罠カードは1枚しか設置できませんが
基本的には前作と同様、ほぼ公式ルールに沿ったルールとなっています。
モンスターのレベルに関係なく通常召喚が可能で
いけにえ→アドバンス召喚 という概念がありません。
ただし、儀式召喚の場合はいけにえを必要とするので注意。
融合は前作と同様にモンスターカードを重ね合わせるだけ。
前作と異なるのが魔法カードを1ターン内に複数枚使用できるということ。
モンスターは1ターンに1体しか通常召喚出来ないという制限がありますが
魔法カードについては制限がありません。
そして毎ターン手持ちのカードが5枚になるようにドローされます。
今作からデュエリストレベルとデッキキャパシティという制限が登場し、
これによりいきなり強いカードをデッキに入れることが出来なくなりました。
各カードに必要なデュエリストレベルとキャパシティがあり、
条件を満たさないとデッキに入れることは出来ないようになっています。
ゲームバランスを取るため、今作から
種族による相性システムも導入されました。
それぞれのモンスターに得意な種族、不得意な種族が設定されており
得意な種族と戦闘した場合には能力値に関係なく勝つことが出来るが
不得意な種族と戦闘した場合には能力値に関係なく負けてしまいます。
前作同様に通信対戦とトレード機能があります。
今作の通信対戦ではデッキキャパシティを
500、700、1000、2000、9999から
選んで対戦することが出来るので
前作よりバトルが楽しめるようになっています。
お互いにカードを制限されることになり、
強いカードを持っているほうが勝ち・・・とはならないので
前作以上に白熱したバトルが期待できます。
トレードでは前作のDM1ともカードを交換することが出来る。
D-トランスはゲームボーイカラーの赤外線通信により
ランダムでカードがもらえる機能。
今作からはトレーディングカードゲーム、
遊戯王カードの左下に表記されているパスワードを入力することで
ゲーム内でも同じカードが使用できるようになっています。
※各パスワードは一度だけ使用可能で1枚だけ入手できます。
ただし、パスワードを使用するのにデッキキャパシティを消費するので
使用する際には慎重に考え、多用するのは控えたほうが良さそう。
前作では猛威を振るっていた「かえんじごく」という
直接5000ダメージを与える魔法カードですが
弱体化し1000ダメージとなりました。
しかしながら今作では1ターン以内に
複数枚魔法カードを使用できることから
結局2ターンキルが可能となっています。
治療の女神ディアン・ケトのほうは前作と変わらずLP5000回復。
また、罠カードにも防ぐカードはあるので
少し弱くなりましたが・・・。
入手しにくいカードなため
かえんじごくデッキを作成する敷居は高くなりましたが
それなりの強さを維持しています。